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虔十公園林と晩秋と台風被害その後

 秋が深まりました。

 なんでもない畑道にも錦の彩りがあります。

 

 

 秋の剪定シーズンになりました。

 こちらは震災の翌年に作らせていただいたお庭。

 剪定前。

 

 剪定後。

 

 水路のあるお庭。

 空き地だったお隣にも家が建ちました。

 

 阿武隈の反対側の山裾、矢祭町の友人の家。

 たまには家内に手伝わせます。

 

 

 作業後、お母さんと見る仕上がり。

 また来年伺います。

 

 こちらは街場のお庭。

 大きな木には乗り込んで手を伸ばし。

 空を鋏むように。 

 

 サンゴジュの枝透かし。

 

 6月に作らせていただいたお庭。

 エイジングな壁になりました。

 

 夕暮れに脚立積んで帰ります。

 

 宮沢賢治の童話に「虔十公園林」というのがあります。

 https://www.youtube.com/watch?v=II_m7hSv2TQ

 

 賢治の童話の中でも好きな作品のひとつです。

 お客さんから、自分の所有する農地で、いつも雑草管理にトラクターをかけているだけだから、ここにギンナンや梅やスモモを植えて、みなが花や実を楽しめるようにしたいという申し出がありました。

 10月末、お客さんと一緒に苗木を植えながら、まるで「虔十公園林」ですね、と笑うと、読書家のお客さんはすぐに察して、ニヤリとされました。

 

 

 

 数年後が楽しみです。

 

 最近、足腰の衰えを感じることが多く、時間を見つけて散歩を励行するようになりました。

 老犬と一緒です。

 

 

 久しぶりに裏山の林道を歩いていて驚きました。

 

 アスファルトの下地がこの前の台風の大水で流されて、魔が通った跡のようになっています。

 

 谷筋の道路は丸ごと流されていました。


 

 老犬はここを渡ろうとせず、呼ぶと加速して逃げてゆきました。

 何度か戻って探すうちに夕闇が迫り、こちらが遭難しそうなので諦めて帰りました。

 

 犬はちゃっかり帰っていました。

 

 

 元来た道を戻ったようです。

 秋が深まります。

| - | 11:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
台風の秋

 ご無沙汰しております。

 今年の夏は雨ばかりで暑さは大したことない、とほざいていた7月から一転、日射に焼かれて脚立にも触れないほどの酷暑に見舞われました。

 毎日、剪定や草刈に追われ、もう植物に触りたくない、虫に刺されたくない、早くクリーンな冬が来ないものか、と願ううちに、ススキが開き、稲穂が垂れ、刈られ、水晶のような秋が来ました。

 まったく秋の斜めの日差しは水晶のような透明です。

 いままで逃げていた太陽を逆に迎えるように陽だまりの昼寝から覚めると、新しい一日が始まったかのように午後の仕事を始められます。

 

 そんなつかの間、次々と大きな台風がやってきました。

 特に10月12日(土)の夜に襲った台風19号は、いわき市各地にも甚大な被害をもたらしました。

 住んでいる家は、山裾で土砂災害警戒区域にも指定されている為、夜11時頃、ジェット機が通るような「ゴー」という音と、ごんごん岩がぶつかるような音を聞き、土が腐ったような異臭がした時は、緊張しました。

 それでも雨は12時過ぎには収まり、大過なく朝を迎えることができました。

 翌朝仕事に向かうと、あちこち路肩が崩れ、山から出水と土砂が流れていました。

 井戸沢橋から見た鮫川の景。

 

 鮫川は上流の高柴ダムが緊急放流したのですが、津波被災後に作られた堤防の嵩上げ工事が功を奏したのか、下流域に大きな被害がなかったのは幸いでした。

 5月に拡張した自宅入口スロープの砂利が、盛大に流されていました。

 

 仕事の合間にところどころに据えていた板石が少しは役に立って、土留め石を崩すまでには至らなかったのが幸いでした。

 毎回大雨の度に砂利が流されるので、この機会に全面石張り工事をしました。

 

 このスロープはもともとこんな状態だったので、ずいぶん開かれたと思っています。

 蟻のように少しずつ巣穴を作っています。

 

 

| - | 15:01 | comments(2) | trackbacks(0) |
お客様からのお便り

 今年は本当に雨の多い、太陽の弱い夏になりました。

 去年の今頃は、連日の猛暑に日本中が悲鳴を上げていたのが嘘のようです。

 そんな中、お客様からうれしい写真のお便りが届きました。

 

 今年は常緑ヤマボウシが見事に咲いたので見てほしいということです。

 

 ほんとうに見事な、葉が隠れて見えないほどの花です。

 寒肥がよく効いたのか、奥に繁っていたコナラの幹を間引いて光当たりがよくなったからか、たぶん色んな要件が複合してこうなったのでしょう。

 自然のものは、こうすれば必ずこうなる、という単線的なものでなく、重層的なものなので、いつまでも勉強させられます。

 またそれがこの仕事の面白いところでもあります。

 

 4月に施工した石敷きに、お客様がこつこつと集めた苔を張っていただいたとお知らせいただき、先日拝見しにゆきました。

 

 スナゴケやハイゴケ、タマゴケ、スギゴケ、実にたくさんの種類の苔を張っていただいています。

 

 苔の緑が入ったことにより、石の色味も面白く映えてきました。

 

 奥の方はまだ目地が残っているので、これからもじっくり愉しまれるそうです。

 

 さてこの頃は剪定仕事の毎日です。

 毎年のお客様に毎年のお庭、変わらないものと変わりゆくもの、しみじみ思い感じながら、お仕事させていただいております。

 

 

 

 

| - | 11:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
梅雨入り

 今年もマタタビの葉が山裾を彩るようになり、梅雨入りとなりました。

 道を覆うような雑草や木々をかき分けて、田人の山からましらのように下りてゆく毎日です。

 

 先日仕上がったお庭の写真です。

 

 

 

 施工前はこんな感じでした。

 

 

 昨年同じ季節に庭作りさせていただいて、手付かずだった階段と擁壁が、新しくなった庭の雰囲気に合わない、ということで、今回の追加工事になりました。

 

 

 古い階段を壊し、石積をしました。

 

 

 間知ブロックの擁壁にモルタル下地をし、タイルで模様を付けました。

 

 

 土壁風に上塗りし、階段踏面に一二三石模様をつけました。

 

 

 既存のネットフェンスを撤去し、板塀にしました。

 

 

 

 さて、梅雨入りとなり、今は剪定・管理仕事に追われる毎日です。

 雨が恨めしいやら、からだ休めができてほっとするやら。

 谷間にネムノキが咲きだすと、夏本番になります。

 

 

 【付記】自宅入口の土留め石に少し植栽をしてみました。

 植木畑にあった余り物の、ドウダンとサツキです。ツリバナマユミも一本植えてみました。

 石と緑の相性の良さを感じます。

 暇をみて少しずつ増やしてゆくつもりです。

 

 

 

| - | 15:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
雨休み

 久しぶりの雨休みになりました。

 晴耕雨読といいますが、この春は何やかんやと雨読する間もなく動いておりました。

 連休中にとりかかっていた自宅入口のスロープは、取り合えずこんな感じになりました。

 スロープの砂利敷きした部分が、もとの石積のあった範囲です。

 

 

 歯が立たなかったもとの石積壊しは、どうしたかというと、

 こんなことや、

 

 こんなことをして、なんとかやり終えました。

 (お客さんのお庭では決してこんな危ないこと致しません!)

 

 

 

 ピック付きのバックフォーを借りればよかったのですが、連休中で重機屋が開いておらず、苦肉の策でした。

 あとは、細かい手作業と植栽などして完成の予定です。

 

 さて、駐車場の石張り仕事は5月後半にようやく完成いたしました。

 

 

 目地に苔が乗りやすいように粘土質の真砂土を入れました。

 あとはお施主さんに、周りに自生しているハイゴケや、タマリュウ植えをお任せして、お引渡しとなりました。

 作業中、モミジがいい木蔭をくれました。

 

 

 さて、現在は次のお庭作りに励んでおります。

 あと少しで完成ですので、またご報告いたします。

 

 

| - | 11:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
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