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【日々】四国への旅
今年の連休は、父方の故郷、四国は愛媛県に出かけてきました。
しまなみ海道のPAからの眺めです。

広島育ちの私にとって、海と言えば瀬戸内海で、当たり前の光景だったのですが、離れてから、瀬戸内海の風景は実に美しいものだとわかりました。
橋が通り、臨海は工業地帯になり、昔と変わるところも多いでしょうが、それでも全体としては数千年、数万年前から変わらぬ景色です。

今回のメインイベントは、今度、99歳を迎える祖母の白寿のお祝いです。
とは言っても、当のご本人は、かなり前から子供に戻ってしまっていて、たぶん、お祝いの趣旨もわかっていないでしょうけれど、とにもかくにも目出度いことだと、みんなで揃ってお食事をしたのでした。

そして、今回の四国の旅のもう一つのメインイベントは、尊敬する愛媛の庭師、越智将人さんにお会いすることでした。
偶然にも、私が子供の頃から遊びに行っていた伯母の家が、越智さんの近くで、前から、機会があったらお邪魔したいな〜と考えていたのでした。
今回、勇気を振り絞って事前に連絡してみたら、快くOKのお返事をいただいて、親方とふたりで訪問させてもらうことができました。
海のものとも山のものともつかぬ初対面の私たちによくしていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。

越智さんの作られるお庭は、どんなお庭かというと、一言ではとても説明できないのですが、庭だけでなく、建物や地域性、生活など全体との調和を非常に考えられている作り方をされています。
庭を造り直すと家がまったく違って見える、というのは私たちも実感していましたが、そのことをもっと確たるものとして広い視野から進めていこうとされている印象を受けました。

植木屋業界の一部ではすっかり有名になってしまっている色彩が地層のようなグラデーションになった「版築土塀」は、越智さんオリジナルのものです。

写真では見ていましたが、実際に拝見して、作りの問題だけでなく、全体との調和の取り方、合わせ方が肝心なのだと、痛感させられました。
何げなく作られているように見えますが、これだけ色味があるものをこういう落ち着いた佇まいに仕上げるのは、かなり難しいことだと思います。

そして、何よりびっくりさせられたのは、植栽です。
中でも下草の植栽には驚かされました。


え? これ山の中の流れを撮ってきたんじゃないの?

と思われた方もいるかもしれませんが、越智さんの手によって3年前に作られたものなのです。
自然の有り様を手本にするのが庭づくりでは大切なこと、とよく言われますが、ここまで自然の美しい流れを庭の中に再現してしまうとは… 植物のこと、自然のこと、庭のことを熟知していなければできないことです。

また、できあがった空間が、実に落ち着く空間なのです。
写真を何枚も撮りましたが、あの空気感は写真には絶対写せません。

貴重なお時間を割いて頂いた越智さんご夫妻には心から感謝です。
越智さんのHPはこちらです。
「越智将人の庭(創造園)」

多いに勉強になり、また色々と考えさせられる旅でした。
勉強したと言っても、いきなり自分たちが変われるわけでもなく、まずはできることから…と帰ってきてしたのは、植木畑の整備です、
…と言うよりも、除草作業といった方が正しいかもしれません。
お庭の管理仕事で、除草作業も色々ありますが、自分のところの植木畑の除草作業が一番しんどいかもしれません…
草との戦いは、まだまだこれから。
今年も負けずにがんばりますー。
| 日々 | 21:10 | comments(2) | trackbacks(0) |
【庭づくり】本日、完了しました
前回、ブログを更新してからも、工事は着々と進み、
大工さんにパーゴラを建ててもらったり、
照明を設置したり、
ペンキを塗ったり、
敷石が完成したり、
飛び石を据えたり、
色々と出来事はあり、
ブログのネタには事欠かなかったわけですが、
仕事をしながら、
「よっし、今日はこのネタでブログだ!」
と思い、文章に加え、オチまで考えたにも関わらず、
帰宅すると、「メシ・風呂・寝る」の繰り返しで一日が終わって、
いきなりお引き渡しの日を迎えてしまったわけでした。

先週までの不順な天候が嘘のような好天で、実に気持ちよく最後の仕上げの掃除ができました。

板塀は元々あったものです。
カツラの木がもっと大きくなると、存在感が出てくると思います。

後ろの雑木山に包まれるようにパーゴラが見えます。


テラスとパーゴラの下の敷石をつなぐ飛び石です。


そして、ブログコメントにも登場して下さった、お施主のぶさん。
新調したパラソルの下で爽やかな風に吹かれ、ご登場願いました。
長い間ありがとうございました。


詳しくは後日ホームページに載せますので、ご覧下さいませ。
| 庭作り | 22:37 | comments(2) | trackbacks(0) |
【庭づくり】春ですなぁ

庭づくりをしている現場に元々植えてあったシナノキも芽吹いてきました。
シナノキってこんなに可愛い葉っぱをしていたんですねー。


そして、山では!
ついにコナラが芽吹き始めました!
デジカメを忘れたので、写真は撮れませんでした。
残念…。
コナラの新緑は、美しい木々の新緑の中でも取りわけ目を引く美しさです。
淡い黄緑色が光の加減で銀色に輝いているように見えます。
丸いふわっとした綿毛のような雰囲気もして、そこから光が出てきているように見えるくらいです。
こんな時に山歩きをしたら、最高なんだろうなー、と思うのですが、ここのところの不安定な天候のせいで、天気の良い日は休んでいるわけにはいきません。
でも、この間は大雨だったし、しばらくこの天気、続いてくれないかな…と思いつつ、家に帰って、天気予報を見ると!
木曜日にばーんと雨マークが…
しかも金曜日にまで雨マークが…
それに加えて、「この雨はザッと強く降る」なんてコメントまで…「ザッと強く降る」って、
「ザッ」って、「ザッ」って、何なんですか。
この間、強く「ザッザッザッザッザッで降ったじゃないですか。
それなのに、また「ザッ」ですか!

お天道様にはかなわねぇ、って時代劇の定番セリフですが、いくら何でもこれは非道というものです。
どうにかして、お天道様にピシャリと言ってやる方法はないものか、思案しつつ、夜は更けていくのでした。


| 庭作り | 21:25 | comments(3) | trackbacks(0) |
【日々】花散らしの雨
今日は一日雨が降り続いています。
当然、現場はお休みで、家の中でもぞもぞと暮らしていました。
見計らったくらいのタイミングで花散らしの雨になりました。
散る前の玄関前の桜たちです。


この雨で植物たちは音を立てて、若芽を生長させていることでしょう。
田人の谷沿いのモミジたちです。
梅雨時になると鬱蒼と葉が重たく見えるくらいですが、今はまだ爽やかです。


庭づくりさせていただいているお庭のジューンベリーの花です。


移植したての植物たちはこの雨でほっとしているかもしれません。
| 日々 | 22:02 | comments(3) | trackbacks(0) |
【庭づくり】春らんまん
田人の我が家の桜も満開です。

明日からはきっと散り始めることでしょう。

有名な話でご存知の方も多いと思いますが、このソメイヨシノという品種は、結実して種を残すことができない品種なので、すべて挿し木で増やされます。
だから、ソメイヨシノはすべてまったく同じ遺伝子を持つ「クローン桜」ということになります。
そのため、いつもいっせいに開花するわけです。
ソメイヨシノ以外の桜の場合は、個体差があったりして、ソメイヨシノほどいっせいに咲いたりはしないです。

それから、ソメイヨシノは、寿命が非常に短い樹種です。
だいたい50年程度と言われます。
だから、うちのこのソメイヨシノもかなりのご高齢で、あちらこちらにテングス病という病気が出ています。
寿命は仕方のないことですが、これだけ大きな木ですから、幹の腐りなどには充分注意をしないと、風の強い日には、おうちが大変なことになってしまいます。
最近は、ソメイヨシノの欠点(病気に弱い、寿命が短い)を改良した品種も開発されているようです。
戦後植えられたソメイヨシノは、順次寿命を迎えて、新しい品種に切り替えられていくのかもしれません。

敷石工、ここまで進みました。

パーゴラを建ててもらう大工さんとも打ち合わせをして、準備は着々と進んでいます。
しかしそれにしても、石は重いです。固いです。
こんな時にいつも脳裏を過ぎるのは、あのことです。
そう、ロボットスーツHALさえあれば、HALさえあれば…
石仕事も鼻歌交じり、腱鞘炎や肩こり、腰痛、筋肉痛ともおさらばできるかも知れません。
…としょっちゅう書いておいたら、HALを試用提供してくれたりしないでしょうか…

さて、今見頃なのは桜だけではありません。
緑が一年でもっとも美しい時期でもあります。
モミジの新芽です。

こちらは行き帰りの道の途中、谷筋で撮ったもの。
オオモミジか何かかな?


こちらはウリカエデだと思います。
花が咲いているのもわかりますか?
施工現場の裏山で咲いていました。
モミジの花は目立たないんですが、すっごく可愛いんですよ。
| 庭作り | 22:44 | comments(1) | trackbacks(0) |
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