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【お手入れ】落ち葉は取る?取らない?
私たちは、お庭のお手入れの際には、それぞれの木が持つ魅力を引き出せるような「自然風」のお手入れを心がけています。
ところが、ごくごく稀にですが、自然風と庭を植物の生育するままに放置することを同じだと思われている方がいて、
ガビーンΣ( ̄ロ ̄lll) (死語?)
となってしまうことがあります。

自然風は、自然そのままではありません。
あくまで自然「風」です。
庭という狭い環境の中で、しかも人間が快適に暮らせるように、自然そのものをつくり出すことは不可能です。
だから、自然のよい所だけをいただいてきて、人間の管理の下に自然の風合いを庭につくり出そう、それが自然風のお手入れなのです。

中でもよく尋ねられる落ち葉の扱いについて、今日は説明したいと思います。
「庭に降り積もった落ち葉は、放っておけば腐葉土になるからそのままにしておいてもいいんじゃないですか? 」
と尋ねられることがありますが、私たちのお手入れでは、生垣の下を含めて庭の落ち葉は一度キレイに掃き出します。

なぜなら、落ち葉をそのままにしておくメリットよりもデメリットの方が明らかに多いと考えるからです。

1、落ち葉の分解速度の問題
 落ち葉が腐葉土になるためには、適当な湿度と温度、それから微生物やバクテリアの存在が不可欠です。
 けれど、庭ではこれらの環境が整っているとは言えません。
 自然環境に比べれば湿度を含ませる朝露も少なければ、風も吹きっさらし、微生物やバクテリアも当然少ないです。
 そうなると、落ち葉が腐葉土になるためにかかる時間は数年以上になります。
 時間がかかれば、庭の中に様々な問題が発生してきます。

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  分解されることなく長い間そのままに放って置かれる落ち葉は、病害虫の温床になります。病害虫は、湿度が高く光が入らない場所に発生することが非常に多いのです。

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  乾いた状態のままの落ち葉は、風が吹けば、お庭の敷地から外へ飛んでいきます。道路に散らばり、隣近所の敷地へ吹き込んでしまいます。

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 「自然風」と言って多くの方が想像されるのは、田舎の田んぼ周りや農家周辺にある「里山」の自然環境がほとんどだと思います。
 春には山菜が採れ、山野草が咲き、秋にはキノコが採れる…そんな親しみやすい自然環境が、「里山」です。
 けれど、この「里山」も、人間の手が入って始めて環境維持されているのです。
 里山環境でも、落ち葉も降り積もるままに放っておけば、地面(林床)に光が入らず、山菜や山野草などの下草は芽が出にくくなってしまいます。
 冬の間に落ち葉かきをしている人がいるからこそ、豊富に山菜が採れ、山野草も密やかに花を付けることができるのです。
 庭でも大抵の場合、高木に加えて低木や下草類が植えてあると思います。
 落ち葉が降り積もるに連れ、せっかく植えてある下草や低木類は元気がなくなってしまいます。


2、家屋へのシロアリ被害予防
 落ち葉を分解する生物の中には、家屋に害を及ぼすシロアリも含まれます。
 シロアリは非常に生命力が強く、消毒などで駆除するにはかなり毒性の強い薬剤を使わなければなりません。
 特に、家の基礎周りには、落ち葉が溜まっているような状態は避けておく方が無難です。


3、美観の問題
 あらかじめ落ち葉を景観の一つと考えて設計されているお庭なら、落ち葉も風物になりますが、そうでないお庭の場合、放置された落ち葉は、お庭が荒れている印象を与えてしまいます。


 もし、庭にある落ち葉で腐葉土を作りたいのなら、そのまま放置しておくのではなく、一度掃き集めてから作る方が効率もいいですし、上記のような問題を避けることもできます
 庭の片隅に落ち葉置き場を作り、水分を含ませてから上にビニールなどの覆いをかぶせておきます。
 時折かき混ぜてやると、より早く、腐葉土を作ることが出来ます。半年もすれば、ほとんど完熟の立派な堆肥ができあがりますよ。
| 手入れ | 11:23 | comments(1) | trackbacks(0) |
コメント
庭を持って三年目を迎え、落ち葉の処理の仕方を探していました
教えていただいた様にやってみます
ありがとうございました&#128522;
| ふくちゃん | 2018/02/27 1:48 PM |
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