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【庭作り】桜御影の園路の庭
春の訪れはまだかまだか、という気温が続きますが、梅の花はすっかり満開、光の明るさにも春の気配を感じます。
さて、2月に作ったお庭です。
まずは下地作りをして、園路の位置出しをします。


石を組み合わせながら、園路つくりがはじまりました。
使う石は、地元いわきで取れるご存じ桜御影石です。


まずは、両サイドのラインを決めるところから。


両サイドが決まったところで、今度は、中を仕上げていきます。


実を言うと、時間がかかるのは、ラインよりも残った内側を決めていく方なのです。
石の形をあわせながら、合わないところはハツリながら埋めていくので、残る面積が少なくなればなるほど、手間と時間はかかってしまうのでした。
腰も痛いですが、頭も痛めながら、最後までパズルを組み合わせるように決めていきます。



そうして、仕上がりました!


半円テラススペースも決まりました。


そして、園路の両脇に植栽です。


ただ並べるのではなく、木の形やバランスを見ながら、全体の雰囲気を作り上げるように植えていきます。
こういうとき街路樹に植えてあるような真っ直ぐでお行儀の良い木より、幹枝の曲がった個性的な樹の方が、面白くなります。
お互いの個性を引き立て合って、庭全体が調和するように植裁するのが、植木屋の腕の見せどころです。


園路の両脇にはタマリュウを植えて、ラインがくっきり見えるようにしました。
あちこちの「すきま」には、アジュガ、リシマキア、ハツユキカズラ、春蘭、シダ、スノードロップなど植えてあります。


できあがったお庭を見たお客さまから「頼んでよかった!」と仰っていただけました。
庭作りの疲れも飛んでいく瞬間です。

暖かくなれば、今は見えない下草も育って、大きくなってきます。
梅雨を超えて夏前になる頃には、緑も濃くなります。
その時期が、私たちも、楽しみです。

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